「五月蝿いなぁ、今それ所じゃないからあっち行って」
そう顰め面で言えば、紅の形相は、見る見る激しさを増した。般若の形相だ。
少し震える思いで見ていれば、紅はカカシの手にした手紙に目をやった。
「何よっこんなもんのが大事だっていうの!? 一人だけ幸せそうな顔して、許せない!」
「あーーーーっ!!」
ビリビリと、紙をちぎる音と、カカシの絶叫が響き渡った。
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