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それは手紙だった。 カカシはびっくりして、イルカを凝視した。 「ちょっと…面と向っては言い難いんで…、後で読んで下さい」 イルカは恥じらうように、頬をほんのり赤く染めて、少し視線を逸らした。 カカシはパンク寸前のようにぷしゅぷしゅと煙を上げながら、ぎ、ぎ、ぎ、と少しずつ手を伸ばしてそれを 何とか受け取った。 自然なように、自然なようにと思いつつ、顔は汗だくだった。 「じゅ…じゅわ」 では、と言いたかったのだろう。ウルト○マンになりながら、カカシは両手両足を一緒に出しつつ、 受付所を出ることに成功した。 扉を閉めると、ドキドキドキと心音が忙しなく鳴り響く。 カカシは手にした手紙を大事そうに胸元に寄せると、それを読むべき場所を思い巡らせた。 そうだ、あそこにしよう…… |